デザインご予算について(当サイトに料金表がない理由)

今回の記事はデザイン予算がどんな要因で変動するのか?
当サイトにはなぜ料金表がないのか?

という、とってもめんどくさくてややこしい記事になります。
それでも、ご興味のあるお客さまはぜひご参考いただければと思います。

関連記事:デザイン制作の大まかなワークフロー

DELYZEには料金表はありません。
きっとご依頼をご検討されている方にとって
値段がわからないてことは不安要素にもなるかと思います。
それでもそれを承知の上で、多くのデザイン事務所が料金表を出していない理由があるのです。
(とは言っても他のデザイン事務所の事情まではわかりません。)

DELYZEの場合は料金表を出していない理由が主に2つあります。

<デザインのご予算(料金)がご依頼内容によって変動するため>
<ご希望の予算でなるべくデザイン制作を行えるようにしたいため>

というのが料金表がない理由です。
デザインは全てがオーダーメイド制作なのです。

それぞれ詳しくご説明させていただきます。

<料金表がない理由1:デザインのご予算(料金)がご依頼内容によって変動するため>

DELYZEの場合には、ご予算を変動させる要因は主に3つあります。

  1. デザインにかかる実経費
  2. デザインにかかる工数
  3. デザイナーの実績

1つずつ詳しくご説明いたします。

1.デザインにかかる実経費

まず実経費からご説明します。
実経費というのは「デザイン料金」以前に制作にどうしても必要になってしまう経費のことです。
わかりやすい例ですと、デザインを制作する上で、
「写真撮影が必要か」⇆「もしくはストックフォトやご提供素材の組み合わせでデザイン制作ができるか」です。
前者はスタジオ代やロケ内容での撮影小道具などの経費がご予算の中でかかってきてしまいます。
ですが、後者は作業工数のみでデザインを組めるのでその分予算を抑えることができます。
また、イベントのダイジェスト映像や空間演出など、
複数人の人員がどうしても必要となる案件の場合も、撮影部隊の外注人件費、必要追加機材が実経費となりご予算が変動します。

2.デザインにかかる工数

次に工数のご説明をします。
ここでいう工数というのは作業工数のことです。
デザイン制作にどの程度の手間がかかるものなのか。というのが工数です。
例えば

「イラストを使いたい」
「映像にモーショングラフィックを入れたい」
「デザインのラフを見たい」
「複数案見たい」
「ビジュアルの陰影を細かく作り込んで欲しい」

などのご要望は工数が一般的にはその分かかってきます。
前述の実経費自体はかからないのですが、
工数自体が増えたり減ったりすることで予算は変動します。

工数というのは単に時給計算のようなものでは測れない部分もあります。
技術と作業時間は反比例するからです。
同じデザインを組むにも技術が高ければ時間がかからなくなってくるのです。

そう言ったこともあり、
私はあまり工数を考えてデザイン制作をしたことはあまりありません。
いいデザインを作るのに必要と判断した手間はかける
という心持ちで6年間やってきました。

ただ「工数」という指標があるんだな、くらいにご理解いただけてれば大丈夫です。

3.デザイナーの実績と能力と時期

実績や能力は時期によって変動していくため、
適宜料金設定を検討することになります。

また時期に関しては、
仕事がたくさんある時期は料金が若干高いですし、
仕事があまりない時期は料金が安いです。

<料金表がない理由2:ご希望の予算でなるべくデザイン制作を行えるようにしたいため

DELYZEの基本姿勢として「希望の予算で依頼を受ける」というスタンスを取ってきました。
その中でお客さまによって、同じレベルのデザインを作っているのに片方は安くてもう片方は高いと言ったような
不公平な形にならぬようにはある程度の相場感みたいなのはあったりします。

ですが、どうしてもベンチャーだったり駆け出し時期だったりすると
デザインに回すご予算がそこまで多く捻出できない時期もあるかと思います。

そうした場合には、今後の事業計画や構想をお聞きした上で、適正ご予算を判断させていただいたりもしてきました。

お金が少ないからデザインを頼めないのでは、
クライアントは事業挑戦すらできないではないか。

と私は常々思ってきました。そうした状況にお客さまがならないためにも、
希望のご予算で可能な限りデザイン制作をさせていただくという姿勢を取っています。

以上がDELYZEのデザインご予算について(当サイトに料金表がない理由)のご説明になります。

そしてここからが、DELYZEのデザインご予算感のイメージになります。
※具体的な金額ではなくイメージです。

<DELYZEのご予算感イメージ>

DELYZEのご予算感イメージは一言で言うと

クラウドソーシングよりは確実に高く、
駆け出しフリーランスよりはちょい高く、
社員を抱えるデザイン事務所よりは安い?

です。

「何がなんでも安くデザインが欲しい!」

と言うことをご希望でしたら、
私よりも確実に安いクラウドワークスなどのご利用をオススメします。
料金が一律でわかりやすくかつ安いので、
まさに「安いのがいい!」という需要にマッチしていると思います。

また、社員を抱えるデザイン事務所よりは安い?と「?」を付けたのは、
他のデザイン事務所の相場観がハッキリとはわからないためです。
それでもどことなく相場の話は同業者同士であったりもするのと、
これまでのデザイン事務所勤務時代の感覚で
「社員を抱えるデザイン事務所よりは安いかな?」と書いているわけです。

なお、デザイン料金の相場は「デザイン 依頼 相場」とかでググると実は結構出てきます。
そういった情報と照らし合わせていただくと、なんとな〜く相場観がイメージしやすいかもしれません。

以上がデザインご予算についてのざっとしたご説明になります(長い!)

こんなめんどくさいこと考慮しきれないんだけど!

はい、すみません。
きっとそう思われた方も多いかと思います。。。
ですが、ご安心ください。

これまであらゆるご依頼をいただいてきた中で、
上記のような“めんどくさくてややこしい”説明をしたことは一度もありません。
お客さまのご希望予算のなかで、可能な限り最適な制作を私の方で都度ご提案してきているからです。

あくまでこの記事は、何が要因となってデザイン予算が変動するのか、
というお話にご興味のあるお客さま向けにご説明させていただくために書きました。

実際にDELYZEのデザインご予算のご請求書なども特別な要望を頂かない限り、
グロス=込み込みでいくら、という単一表記にしています。
デザインの料金やご予算は具体的に話し始めると、
ここに書いたこと以外にも、デザイン事務所ごとにもそれはそれはいろんな項目があり、
お客さまから見れば、ややこしくてめんどくさいものなのだと思います。

読んで見たけど、なるほど、、!うん、わからない。

その認識で大丈夫でございます。

実際は、

細かなことはよくわかんないけど、
いいデザインが欲しいだけだから任せるよ!

これがお客さまの正直なところではないかな?と私は思います。
その姿勢でいたいただいて大丈夫です。
丸投げしたい!くらいの勢いでぜひお気軽にお問い合わせください。

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