デザインコンサルティングについて

こんにちわ。島田(@shimataka369)です
こちらはDELYZEへのデザインコンサル依頼を
ご検討されている方への記事になります。

デワデワ本題に入ります。まずはデザインコンサルの概要になります。

はじめに:デザインコンサルは通常のコンサルとは全く違います

※下記は別記事:ご協力できることからの一部引用を含みます。

“社長の横にアートデイレクターをという有名な言葉をご存知でしょうか。
2010年頃のADCのDMに記載されていた文章らしいのですが(定かではない)
まさに、この一言で表現できるようなご協力をさせていただけます。

デザインコンサルティングという言葉を聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれません。
アメリカやフランスでは近年ようやく定着してきている言葉ですが、日本ではまだまだ知っている人しか知らない言葉だからです。
アップルやグーグルがデザイン思考を活用し急成長したことは有名な話ですよね。

日本では一歩遅れて2018年5月に特許庁がデザイン経営宣言をしたことでようやくその重要性が少しずつ広まりつつあります。

デザインコンサルティングは通常のコンサルティングとは異なり、分析→戦略構築の後に実施を伴います。
通常のコンサルティングは少なくない契約料を払い、膨大なデータと事業状態などから分析を行い「方向性」を示すに止まることも少なくありません。
一番重要な実施の段階をクライアントサイドに投げ返されてしまうのです。

デザインコンサルティングでは、全く異なったアプローチを行います。
はじめにすることはクライアントの持つ理念の深掘りです。
デザインコンサルでは「利益が出ればそれでOK」とは決して考えません。
顧客の幸せとクライアントの事業の継続的成長を最も大切にするからです。
確かな理念とそれに根付いたブランディングの実施は市場内での競争を無意味化し、事業利益を継続的に向上させていくことに繋がります。

デザインコンサルは戦略構築以前に「思い」を大切にします。事業というのそこに関わる人々の思いを原動力としているからです。
なので理念を徹底的に深掘りし、その立場から市場と時代の動向を分析し「すでに持っている武器」を最大限活かせる最適な戦略の構築と継続的実施サポートを行います。
また、大切なことは戦略がどんなに優れていても結果を出すまでには少なくとも半年〜1年半は継続的なマーケティングの実施が必要だということです。
その際に必ず必要となるのがプロモーションコンテンツ(グラフィックや映像やwebなど)の市場への継続投下です。
このプロモーションコンテンツの継続投下が疎かになることで意義のあるサービスやコンテンツが顧客にリーチしないことは実に多いと思います。

デザインコンサルは単なる「こうしたらいい」というだけの机上論では終わりません。
むしろ通常のコンサルでゴールと考える戦略構築の完成は、デザインコンサルにとってはスタート地点に過ぎないのです。
戦略構築のあと、さっそくデザインプロモーションコンテンツの制作に取り掛かり、以降少なくとも半年間は継続的なプロモーションの実施サポートを行います。

余談ですが、デザインはアートとは多少異なり、課題解決の手段となる思考方法自体をも指しています。

デザインという単語はマインドや思考方法を示す単語でもあるのです。
クライアントの持つ理念にDELYZEのデザイン思考を組み合わせることで着実なでブランディングとプロモーションが可能になります。

単発でどんなに美しいデザイン(グラフィックや映像やwebなど)を制作したとしても戦略がなければ訴求効果はどうしても薄らいでしまいます。
なぜかというと、デザインを活用したプロモーションは一貫したデザイン思考と拡散戦略に支えられてこそ最大限に効果を発揮するからです。

DELYZEがデザインコンサルとしてプロジェクトや事業の根底に継続的に関わらせていただくことで、クライアントの理念を踏まえた事業戦略の構築とデザインの活用が可能になります。
そのためにリーダーの横におり共に考えます。そしてデザインリソースを柔軟に活用しプロジェクトの成功を促すといった協力をさせていただけたらと思い、デザインコンサル契約プランをつくらせていただきました。

といった感じでまずは概要をまとめて見ました。
少しでもデザインコンサルとは何なのかをおわかりいただけたかと思います◎
ではでは以下にデザインコンサル視点で徒然と要点を書いていきます。
何か思うことがございましたらぜひお気軽にご相談ください。初回のご相談はもちろん無料です。

効果がなかなか出ないのは都度単発でプロモーションを行なっているからです

何か商品を開発した時、またミュージシャンであればレコ発の時などでしょうか。その度にプロモーションを都度単発で行なっていませんか??
それでは効果が出ないとまでは行かないまでも予算に対して十二分のリターンは望めません。特にたくさんの顧客がすでにいる訳ではないのならばなおさらです。
なぜかというとその度に世界観が変わってしまう=訴求内容がリセットされてしまっているからです。
またそのプロモーションの拡散をしっかりと施策した上でSNSなり広告媒体なりに出していますでしょうか??
例えばDELYZEでは主に音楽のデザイン案件をさせてきていただいておりますが、音源制作に始まりデザインやMVなどの制作はそこに関わる方々がとてつもないこだわりを持って作られているものだと思います。レコ発後に行われるツアーにもアーティストのみならず舞台監督さんやPAさんらといった多くのスタッフが関わります。
これは音楽に限らず同じことが言えると思います。そうして生み出されたコンテンツですが「とりあえずSNSにアップしよう」といったような安直な市場投下をしてしまっていませんでしょうか??
もちろんそれでも今の時代多少は拡散されます。ですが、せっかく作ったコンテンツを戦略的な拡散の導線に流さないでいては効果が薄くなってしまうのは当然なのです。

  • インフルエンサーやSNS広告・クロスメディアを活用した確かな拡散ルートにコンテンツを乗せることで顧客にリーチすること
  • その都度世界観をリセットしてしまうと訴求力は落ちてしまうということ

このことを改善するだけでプロモーションの効果は大幅に向上します。
こうした部分も、デザインコンテンツの制作とマーケティング施策までをサポートするデザインコンサルだからこそご協力できるのです。

利益や売り上げを求め過ぎるがあまり消耗してしまっていませんか?

事業が利益を求めるのは当然のことです。ですが、その事業を始められた当初本当に利益だけが目的だったのでしょうか??
何か猛烈な「思い」や「使命感」を抱き事業を立ち上げたのではないでしょうか。事業を継続していくと回るお金も関わる人も徐々に増えて行き責任も増していくと思います。
そうした中で初心で抱いていた思いをつい蔑ろにしてしまうこともあります。ですがそれはとても危険なことです。
そうした状況を続けているとそれは必ず外側に伝わり先で大きな損失を生んでしまうからです。そしてその損失が出た時、それまで利益ばかりを追求してきたがあまり気持ちも折れてしまうでしょう。
事業を行う上で継続的な売り上げと利益を出していくことは条件であっても、決して目的ではないはずです。
なんのためにその事業を行なっているのか・どんな価値をどんな思いで誰に提供しているのか、そのことを深掘りし確かな理念を打ちたてることです。
その上で健全に継続発展させていくための施策がとても大切です。

根本的な問題として「お金とは何か」を定義できていますか?

このことを疎かにしたまま努力をがむしゃらにしたところで利益は上がりません。利益が上がるどころかその回転資金が膨れるに連れて確実に迷走します。
DELYZEのデザインコンサルでは、必要な場合には「お金」の定義をしっかりと行った上で結果が伴う努力をサポートします。
下記の記事にこのことを詳しく書いています。ぜひご参考ください。

参考記事:貨幣換算しにくい価値がなぜ大切なのか

「予算がない」「お金がない」を言い訳にしていませんか?

予算がない状況はとても大変です。できることに多くの制約がつくのでついつい「予算がないから」と言い訳してしまう気持ちも理解できます。
ですが、予算がないことはやはり言い訳でしかないのです。なぜなら誰もが予算がない状況からスタートしているからです。
予算はスポンサーへのメリットをつくりだすことで融資で獲得できるものでもあります。クラウドファンディングで訴えるのも1つの手です。
融資の場合にはその予算を用いて利益を出すことは絶対条件となりますし、クラウドファンディングの場合にはスポンサーに確かなリターンを提示することが条件となるでしょう。
そしてこれらのことは今予算がなくとも「思い」さえあれば即実行できることです。
さらに言えば、融資獲得やクラウドファンディング以外でもゼロ資金でできることはたくさんあります。特に拡散の面で言えばSNSを一定期間確かな方法で運用することで拡散ルートを自分たちでつくりだすこともできるのです。メリットを作り出すことで対価交換の要領でインフルエンサーに力を借りることもできるでしょう。また無理に高価なデザインプロモーションツールを使わずとも、iPhoneとネット環境と提供できるコンテンツ(音楽なりサービスなりエンタメなり商品なり)があれば利益を出していくことは十分可能です。
つまり厳しい表現をすると「お金がないからできない」ということを言い訳にしているのは、結局予算やお金があっても大したことができないことを示唆してしまっているのです。

中小企業・個人・アーティスト・自営業に対してデザインコンサルは「超」有効です

コンサルティングと聞くと対企業を想像してしまう方も少なくないかもしれません。
ですが、企業にしても20人以下の少数精鋭の企業がデザインコンサルの対象として適合しています。
また、個人のフリーランサーと、アーティストやクリエイターなら尚有効です。一つずつその理由をご説明します。

20人以下の少数精鋭企業

結論からいうと組織体制自体を柔軟にリデザインしやすいからです。社員一人一人の声も集めやすいですし、その幹部の方たちの意思を土台に戦略から一貫した組織体制(戦略陣営)を組みやすい。
このことが20人以下の企業がデザインコンサルに適合している理由です。

個人のフリーランサー

こちらも似ていますが企業よりもより様々な施策が練りやすいというのもあります。個人だからできる体制は実は様々とあります。
フリーランサーの場合には事業を回すための固定費が少ないので確かな「スキル」を土台に「マインド」をセットさえすればかなりのレベルにまで利益をあげることができます。
参考記事:消費者ではなく生産者になればハイブリッドな幸せ者になれる
参考記事:クリエイター向け&育成コンサルティングについて

アーティスト

ここでいうアーティストは音楽・絵・彫刻など問わずともかく「作品をつくる人」を指しています。
アーティストはすでに「価値」となるものを作り出せているにも関わらずそれが利益に転化されていないパターンが圧倒的に多いです。
なのですでにお持ちの技術に+αを加えるだけで驚くほど簡単に利益を出し始められます。

クリエイター

ここでいうクリエイターとは、デザイナーやカメラマンやイラストレーターやアレンジャーなどと言った方達を指します。アーティストとも似ていますが、念のため分けていると言ったくらいのカテゴリです。クリエイターの方達もアーティストと同じ理由でデザインコンサルに適合しています。

自営業者

こちらはフリーランスとは多少異なり例えば民泊などを個人で運営されていたり、バーを経営されている方です。個人同様に固定費をコントロールしやすい点と、ブランディングのしやすさがデザインコンサルに適合している理由です。

デザインコンサルをご依頼される方にお約束できること

デザインコンサルでは戦略構築に始まりその実施(マーケティング・プロモーション・体制改善)を行います。
ですが、そうは言われてもなんのこっちゃと雲を掴むような感覚になってしまうかもしれません。
そこでDELYZEにデザインコンサルをご依頼されるクライアントにお約束できることをお伝えします。

  • 理念に基づいた切れ味のあるアーティスティックなデザインプロモーションを行います
  • インフルエンサーやネット広告・クロスメディアを活用した現代的なプロモーションを実施いたします(※こちらは予算があれば)
  • 戦略構築以降に最低半年間の継続的なサポートを行います
  • 売り上げを必ず増やします
  • デザインコンサル満了以降もクライアントご自身で継続可能な体制づくりにご協力します

デザインコンサルをご依頼される方にお約束していただきたいこと

大変恐縮ですが、逆にデザインコンサルをご依頼される方にお約束していただきたいこともございます。
「デザインコンサルを依頼したから手放しで大丈夫」とは決して思わないいただきたいのです。
デザインコンサルはクライアントの強い意思と「共に事業の成功を目指す」という自主的な姿勢があってこそその効果を発揮します。
DELYZEは継続的な追い風となります。その追い風を受ける帆とも言えるクライアントのご協力があってこそデザインコンサルは成功するのです。

デザインコンサルに伴うご予算&料金

申し訳ありません。料金やご予算に関してはここで明確な数字を出すことはできないのです。。。
なぜならクライアントの事業規模やご予算感、それに対して行うデザインコンサルに必要な経費を算出できないためです。
DELYZEにご依頼された場合の予算に関しては下記の記事に詳しくまとめていますのでご参考ください。

参考記事:デザインご予算について(当サイトに料金表がない理由)

デザインコンサルのご相談は無料です

初回のご相談に料金は発生しません。対面でお会いする場合には初回1時間半程度、お電話でやりとりされる場合には初回2時間程度を目安に考えていただけますと幸いです。
またメールなどでのご相談もお受けいたしますが、基本的には口頭でのやりとりの方が情報量を多くお伝えできるので良いです。
必要であればデザインコンサル料金についてもその際にお話いたします。

ぜひお気軽にお問い合わせください。

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  1. ご協力できること

  2. デザイン制作の大まかなワークフロー

  3. デザインご予算について(当サイトに料金表がない理由)

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